近年、新しいサブスクリプションサービスが次々に生まれていますが、その中で成功するのは僅か9%と言われています。
2015年11月にサービス提供を開始したおもちゃサブスクリプションサービス「Toysub!」は、着実と利用者からの支持を得て、2022年8月時点でユーザー数が15,000人を突破しました。
この記事では、現在も成長中のトイサブを運営する株式会社トラーナや設立者の志田典道さんについて紹介します。
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株式会社トラーナとは
社名 | 株式会社トラーナ (Torana,Inc) |
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代表者 | 志田典道 (Norimitsu Shida) |
設立 | 2015年3月6日 |
本社 | 東京都中野区丸山1−12−8 EFGビル7階 |
顧問弁護士 | 桜橋法律事務所 宇田川敦史 |
顧問税理士 | 千代田法務会計事務所 里富徳一 |
資本金 | 4977万5000円(資本準備金除く) |
事業内容 | 知育玩具のサブスクリプション・レンタルサービス “トイサブ!”の企画・運営 |
事業所 | 丸山第一オフィス:〒165-0021 東京都中野区丸山1-12-8 EFGビル 6・7階 高円寺第二オフィス:〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-18-7 千恵ビル 3階 千葉第三センター:〒260-0003 千葉県千葉市中央区鶴沢町20−16 ユニバース千葉ビル 1・2階 |
2015年に志田典道さんにより設立された株式会社トラーナは、「幸せな親子時間を増やそうぜ」というビジョンをもとにおもちゃサブスクリプションサービスのトイサブ!を提供する会社です。
2019年には、日本サブスクリプションビジネス大賞2019のグランプリを受賞。
2022年には、「ソーシャルプロダクツ・アワード 2022」にて、ソーシャルプロダクツ賞を受賞。持続可能な社会づくりに参貢献するサービスと評価されています。
株価は?上場している?
2022年12月の時点では、上場してませんが代表の志田典理道さんはインタビューで「2025年には上場していたい」と話されています。
マテル、ハズブロ、レゴ…この世界の玩具大手トップ3に、トラーナがどう並ぶか。その為には違うアプローチが必要です。この3社から株式交換で子ども向け事業を引き受けるようになりたいですし、その過程にIPOを置いています。SPAで既存産業を変えたニトリ、ユニクロ、MonotaROの存在を目指し、2025年には上場していたいですね。
逆算の経営〜ビジョン実現をめざす中小企業|おもちゃがサブスクなら、幸せな親子時間が増えます
求人情報・採用情報
トイサブの求人情報は、公式サイトに記載されています。
チーム・業務内容の紹介では、発送グループ・検品チーム・プランニング部・マーケティング本部など、それぞれのチームの業務内容や1日の流れが紹介されています。
株式会社トラーナの求人情報をみていると、楽しく働けそうな雰囲気が伝わってきます
また、noteの「トラーナコミュニケーション室」で、トラーナ内部の雰囲気をチェックしてみるのもおすすめです。
株式会社トラーナ代表の志田典道さん
むすことオクサマと千葉ジェッツの試合見に船橋アリーナ 全然見える。
— しだのり (@sdx_) December 25, 2022
スポンサー、mixi強そう
いつかトラーナもマリーンズかジェッツかユナイテッドのスポンサーになれるくらいになりたいわね pic.twitter.com/HE103iYkmy
twitterアカウントはしだのり@sdx_
トラーナ代表の志田典道さんは、明治大学在学中に会社をつくりWebサイトの開発を行っていました。大学卒業後には、ソフトウェア・システムエンジニアとしてトレンドマイクロに入社しました。
その後、台湾の製造業のプロダクトマネージャーを経て、株式会社トラーナを設立します。
動画後半では、代表でありながら清掃員やクロネコヤマトの配達員に間違えられるといった面白エピソードを気さくに語られています。
アウトドアが好きで、海釣りをしたときには太刀魚を20匹くらい釣りあげて、食べきれなくて近所の人におすそ分けするなどプライベートも充実されているようです。
トラーナ設立のエピソード
トラーナの設立者の志田典道さんは、2人目の子どもが生まれたときに、ヨドバシカメラにおもちゃを買いにいきました。
しかし、欲しいおもちゃが見つからず、昔からあるキャラクターのおもちゃが並ぶ売り場を見て、「30年前からアップデートされていない」と感じたそうです。
棚のすみには遊ばせてみたい知育玩具が並んでいるけれど、価格が高く、パッケージを見るだけでは子どもが遊ぶか分かりません。結局、その日は、おもちゃを買わずに帰りました。
のちに、知育玩具のことを調べていると、大量に廃棄されているおもちゃの廃棄問題の現状を知ります。
おもちゃ業界には、買い取りや再利用システムがなく大量生産・大量廃棄を前提。日本では、年間60,000トンものおもちゃが廃棄されており、その主な材料であるプラスチックの廃棄は深刻な社会問題となっているのです。
志田さんは、「子ども向けのおもちゃを作るのに、それが未来の世代に負荷となって返ってくるのはおかしいのでは…」と考えました。
丸松産業のサイトでは、とあるおもちゃ倉庫の産業廃棄物として処理されるおもちゃの画像が掲載されていますが、その量は圧巻です。
ワンピースの新品のおもちゃがたくさん…
その時期にちょうど、動画のサブスクリプションサービスに契約しており「おすすめのプレイリスト」が出てきたり、契約・解約が簡単にできるサブスク形態の素晴らしさを知ります。
そこで、おもちゃ売り場の体験×サブスクリプションサービスがマッチし、、2015年11月に子ども向けおもちゃサブスクリプションサービス「Toysub!」を提供開始しました。
こうして誕生したToysub!は、ユーザーのニーズと合致し、多くの家庭から支持を受けて右肩上がりに成長をし、2022年8月にはユーザー数が15,000人を突破しました。
株式会社トラーナは人のためになる優良企業
株式会社トラーナは、「幸せな親子時間を増やそうぜ」というビジョンをもとにトイサブを運営し、たくさんの家庭で親子のコミュニケーション時間を増やしています。
ものを大切に扱う重要性を子どもに伝える機会をつくり、おもちゃ廃棄を減らし持続可能な社会への改善に貢献。子育てをしている家庭からも、高価な知育玩具を安価にレンタルできるため重宝されているでしょう。
また、トラーナの社内チームは雰囲気がよく、メンバー同士が経緯をもってコミュニケーションのやりとりを行い、コロナ禍での発送遅延の危機なども乗り越えました。
このように株式会社トラーナは、ユーザー・子ども・社会・環境・スタッフすべてに良い影響を与える企業です。なんだか応援したくなる会社ですよね。
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